今回は ライラの冒険と ジャンパーと プレステージ
気が向いたら全部書きますが、向かなかったら今日だけかも(笑)
そんな訳でプレステージでございます。
今日のタイトルの「偉業」はこの「プレステージ」の訳で表示されてる単語
手品の段階を示す言葉だそうで、その最終段階を意味するらしいです。
内容は19世紀末の2人のマジシャンの愛憎と復讐劇…っていうと簡単すぎるなぁ(^^;
ま、でもそうなんですよ、ストーリーはあんまり無いといってもいいかも
この復讐合戦が凄いんですわ、最後までやってやられての繰り返し
で、この映画素晴らしく構成がよろしいっっ
あちこちに張られた伏線、場面展開、時間軸の展開がとても見ごたえがあります
色んな場面での様々な対比がとても見事で、目を離すといつどんでん返しが来るかわからない
実に脚本と編集がすばらしく、久しぶりに とっても見ごたえのある映画でした
幾つかの謎は、実はさほど解り難いものではなく、途中で後半の謎解きの解はほぼ解けます
でも、それを置いても映画の構成が本当にいいので、見ていて飽きません
狂気を抱えた2人のマジシャンを演じるヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールもいいです
特に、クリスチャン・ベールが、もう、いいわぁぁぁぁぁっっ
本当にこの人、静かな狂気と苦悩を演じさせると右に出るものがいないですなぁ
1作目のサイコのノーマン・ベイツでさえも彼には叶わないっ!と思う私です
……今まで何度書いたか知れませんけどね、本当に子供の頃かわいかったのにー(;▽;)
……と、ここまで持ち上げといて このレビューの最後を見ると、とっても評価が低いんですが…
とっても、よかったんです、本当に良かったんですこの映画。
ただ1点を除いては。
その1点とは、ヒュー・ジャックマンのマジックのタネ
本当にこれで全部台無しなった感じです、私には
折角 時代設定がそこなんだから そんなタネじゃなくていいのにーーーーー!!
と言いたくなるんですよ
そこでそれを持ってきたら めっちゃ興ざめじゃん( ̄◇ ̄; って感じなんです
それで映画の世界観が わややねんな事になってしまったので評価が一気に急降下しました
いいんだけどなーだめだよぉ(笑) そんな映画です
話/設定 ★
編/構成 ★★★★★
画/構図 ★★
音/音楽 ★★
役/演技 ★★★★★
総合 ★★