2017/11/04

手頃なクランプが無ければ作ればいいじゃない。Part 2

さて、前回作ったお気軽クランプ。
これが、なかなか紐を撚ったり、ラダーっぽいものをやったり、ちょっとした作業に重宝しているのですが…
前回のはお気楽に仮止め出来るのは良いのですが、ちょっときっちり固定するには向きません。
なので、手ごろなクランプが無ければ作ればいいじゃない 第2弾です。
もっと物をしっかり固定できるクランプも欲しくなりました。
そんな訳で、作ってみよう!

 材料はまずボルト,ワッシャー,スプリングワッシャーのセットと蝶ナット
サイズはM6で 長さはよくわからないんで50mmと60mmを用意してみました。
ここらへんは100均で売って無かったのでホームセンターで揃えました。
木片のサイズによりますが今回はどちらも問題なし、60mmのが多少使いやすいかなーって位です。
100均で手ごろな木があったので買ってきました。
2片入りで二つ重ねたのがボルトの長さより小さいのを確認します。
幅もあまり小さすぎない方がいいです。
蝶ナットよりちょい大きい位を目安に。
後は少し柔らかめの木が後々力業で調節する時にはいいですね。
包装されたまま適当な長さに切ります。
のこぎりも100均で用意。
長さは今回10cm程度にしました。

包装されたままドリルで適当な位置に穴をあけます。
…が、最後まで作ってわかった、ここが一番重要なポイントでした。
で、ポイントは3つ

1.板がずれないようにしっかりと止める
2.穴が斜めにならないように丁寧に
3.上下を決めておいてボルトを設定したときに蝶ナットを回して引っかからない位置にちゃんと穴をあける

これを超テキトーにやり過ぎたおかげで後ほど苦労…

家にあったドリルで一番太くてもM6ボトルより若干細めしか無かった…。
まあ致し方なし。
仕方ないのでヤスリでテキトーに穴を大きめにします。
木が柔らかめだとこの辺りが楽ですね。
ここで包装を剥がして対になる木片をばらしたのですが、合わさる面と方向が分からなくなると、穴がずれたりするので要注意。
対になる木片の片方はM6ボルトより微妙に細い位で、もう片方はM6ボルトが問題なく出し入れできるサイズに穴のサイズを調整しました。
 穴の細い方にM6のボルトをねじ込み固定します。
…スパナが手元になかったのでペンチで無理くり回しました。
対の木片の合わせる面ではなく外側になる側からねじ込む様に注意します。
 穴の大きい方をボルトに通して合わせます。
こちらの木片が多少引っかかっても簡単にずらせられる程度に穴と位置を調整します。
ここでも対になる木片の合わせる面が内側になっていないと、穴の位置とかずれたりしちゃいます。
 動きを確認したら、ワッシャー,スプリングワッシャー,蝶ナットをセット。
 そしてここでも登場!

ニトムズ吸着カーペットテープ!
下面にみっちり張って完成です。
竹串を固定してみるとびくともしません。
針金…は丁度手元になかったですが、ある程度の太さがあれば問題ないと思います。
ちょっと太めなモノ…ということで手元にあったヤスリを固定しても、全然動かず。
平らな面でカーペットテープできっちり固定すると、かなりな固定感あります。

早速、接着するものがあったのでこれで固定したらとってもいい感じでした。
固定するものによっては内面にゴムシートを張るのもありかもしれないですね。
穴をあける時に位置とかに気を付けるのと、穴をあけた対の木片の向きと合わさる面だけ気を付けると比較的簡単に作れました。
これでまた便利になるなw